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2017年3月の記事一覧

再生骨材コンクリート、現道暴露試験状況の調査を実施しました

当研究会では、東北地方整備局、土木研究所、寒地土木研究所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

設置した側溝ふたは、再生粗骨材を用いないもの、再生粗骨材置換率20%のもの、再生粗骨材置換率100%でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材置換率100%で高炉セメントB種を用いたものの4種類です。

設置箇所は、国道13号(米沢市万世町刈安)国道46号(雫石町橋場)国道45号(八戸市内)の3箇所で、今冬積雪前の11月末に設置しております。
平成29年3月21日・22日の両日、3箇所の状況を北辻代表幹事、金子代表幹事補佐、事務局で調査致しました。
調査結果については取りまとめ中ですが、再生粗骨材に起因する凍害劣化は確認されておりません。
なお、八戸地区の調査では、中栄社野添氏にご協力いただきました。(H29-3-30)