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令和元年度中間報告会を開催

令和2年2月7日(金)仙台市戦災復興記念館において令和元年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問並びに北辻会長をはじめ、17社20名の皆様に参加いただきました。

前半は、最近のRMPC研究会の活動状況について、金子副会長から、共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」について、報告されました。
この共同研究は、土木研究所、寒地土木研究所、東北技術事務所、宮城大学が参加して、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリート製品に求められる性能を整理して、使用する再生骨材の品質や配合と耐凍害性を明らかにし、再生骨材コンクリートの有効利用を図ろうとするものです。これまで、7回の会議が開催され「プレキャストコンクリート製品への再生骨材の有効利用に係わるガイドライン」の作成と東北地方整備局での「再生粗骨材Mを利用したプレキャストコンクリート製品の適用に関する特記仕様」の準備を行っているとの説明が行われました。
また、北辻先生が代表を務める資源循環コンソーシアム、循環資源活用検討部会のプレキャストコンクリートWG並びにフライアッシュWGと連携して実施しているプレキャストコンクリート製品におけるフライアッシュの利用についての実験の状況について報告が行われました。このフライアッシュ混合実験については、研究の背景や室内試験の結果等について北辻会長からも補足説明が行われました。

続いて、北辻会長から、鉄含有量の多い製鋼スラグにクエン酸を加え、ポーラスなふた板で、海藻類の成長に必要な鉄分を制御しながら供給する漁礁ブロックの試作について説明が行われました。昨年、七ヶ浜海域に設置したブロックの周囲の海水の分析結果から鉄分が供給されていること、そして固定した海藻の生長も確認されていること、さらに今年度は岩手県釜石市海域に設置して追跡調査中であることも報告されました。

最後に、COP25で話題となった「ブルーカーボン」に関して、NHKでも紹介された、北海道泊村での取り組みについて、日本製鉄株式会社 スラグセメント事業推進部 市場開拓室 主幹 木曽栄滋氏から「鉄鋼スラグ製品による海の森づくり」と題した特別講演を伺いました。
当研究会でも検討している磯焼け対策ブロックと同じスラグ製品を活用した取り組みが磯焼け対策と同時に地球温暖化対策にもつながるという貴重なご講演を伺うことができました。(R02-02-26)

令和元年度定時総会を開催いたしました

令和元年6月27日(木)仙台市戦災復興記念館において、令和元年度定時総会を開催致しました。総会には、北辻会長、本会会員15社17名(ほかに、委任状出席5社)が出席されました。

定時総会では、平成30年度事業、収支決算並びに会計監査報告、令和元年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、令和元年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。
また、役員改選が行われ、これまでの役員はすべて留任とされ、新しい幹事に恵和興業社 宮崎秀喜氏が推薦され、会社の了承が得られ次第、就任することとされました。

今回は、総会終了後に、金子副会長から、研究会活動報告として、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品の暴露試験の現在の状況について報告されました。この暴露試験は、土木研究所、東北地整、宮城大学が参加して行っている共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」の一環として行われているものです。

続いて、北辻先生から、鉄イオンを供給するスラグ活用漁礁ブロック(磯焼け対策ブロック)について説明が行われました。海水の分析結果から鉄分が供給されていること、そして、固定した海藻の生長も確認されているとの報告がありました。
また、再生紙製造の残渣のペーパースラッジの利活用について、フッ素の不溶化が課題であったが、エトリンガイトがフッ素を固定する可能性があるとの最近の話題が紹介されました。
また、コンクリートに関して、石灰石骨材の溶脱についての話題提供もありました。

総会、講演会終了後には、情報交換会が行われ、遠藤顧問にも参加いただきました。(R01-7-4)

 

平成30年度中間報告会を開催

平成30年12月18日(火)仙台市戦災復興記念館において平成30年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、北辻会長をはじめ、15社21名の皆様に参加いただきました。

最初に、金子副会長から、共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」について、報告された。この共同研究は、土木研究所、寒地土木研究所、東北技術事務所、宮城大学が参加して、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリート製品に求められる性能を整理して、使用する再生骨材の品質や配合と耐凍害性を明らかにし、再生骨材コンクリートの有効利用を図ろうとするものです。
当研究会では、この共同研究の一環として、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結防止剤を散布する箇所に設置し、凍結防止剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。この暴露試験の現在の状況及び今後の追跡調査の予定などについて説明が行われました。

続いて、北辻会長から、鉄含有量の多い製鋼スラグにクエン酸を加え、ポーラスなふた板で、海藻類の成長に必要な鉄分を制御しながら供給する漁礁ブロックの試作について説明が行われた。すでにダイイチ社で試作品が完成し、アベゼン社で海洋(七ヶ浜)への敷設方法を検討中との報告があった。

最後に、前述の漁礁ブロックが磯焼け対策の一助になることが期待されることから、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 東北区水産研究所 宮古庁舎 八谷光介 主任研究員から磯焼けについて、基礎的なお話を伺った。
水産庁の磯焼け対策ガイドラインによると、磯焼けとは、「浅海の岩礁・転石域において、海藻の群落(藻場)が季節的消長や多少の経年変化の範囲を越えて著しく衰退または消失して貧植生状態となる現象」と定義されているとのことで、海藻に関する基礎的事項、藻場の重要な役割について、説明を伺った。
磯焼けの原因を特定し、対策を講ずることは難しいとのことであるが、今回のリサイクル材を活用したコンクリート関連製品が一助となることを期待したい。(H30-12-25)

平成30年度定時総会を開催しました

平成30年6月28日(木)仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台において、平成30年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員19社21名(ほかに、委任状出席3社)が出席されました。

定時総会では、平成29年度事業、収支決算並びに会計監査報告、平成30年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、平成30年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。最後に、遠藤顧問からご挨拶をいただきました。

総会終了後には、国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センターの片平 博氏から、「再生骨材コンクリートの塩分環境下における耐凍害性評価」と題して、現在当研究会でも協力している再生粗骨材Mを用いたコンクリートの耐凍害性の検討の現状及び今後の研究の狙いについてご講演をいただきました。(H30-7-6)

現道暴露試験、2シーズン目の状況を調査しました

当研究会では、東北地方整備局、土木研究所、寒地土木研究所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

設置した側溝ふたは、再生粗骨材を用いないもの、再生粗骨材置換率20%のもの、再生粗骨材置換率100%でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材置換率100%で高炉セメントB種を用いたものの4種類です。

設置箇所は、国道13号(米沢市万世町刈安)国道46号(雫石町橋場)国道45号(八戸市内)の3箇所で、平成28年11月に設置しております。
平成30年3月29日・30日の両日、2シーズン目の状況について北辻会長、金子副会長、事務局で調査致しました。また、高炉セメントによる影響を確認するために平成29年に敷設した、再生粗骨材を用いない高炉セメントコンクリート製ふた板についても併せて調査致しました。

調査結果については取りまとめ中ですが、再生粗骨材に起因すると思われる劣化状況は、いまのところ確認されておりません。(H30-4-3)