お知らせ

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平成30年度定時総会を開催しました

平成30年6月28日(木)仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台において、平成30年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員19社21名(ほかに、委任状出席3社)が出席されました。

定時総会では、平成29年度事業、収支決算並びに会計監査報告、平成30年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、平成30年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。最後に、遠藤顧問からご挨拶をいただきました。

総会終了後には、国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センターの片平 博氏から、「再生骨材コンクリートの塩分環境下における耐凍害性評価」と題して、現在当研究会でも協力している再生粗骨材Mを用いたコンクリートの耐凍害性の検討の現状及び今後の研究の狙いについてご講演をいただきました。(H30-7-6)

現道暴露試験、2シーズン目の状況を調査しました

当研究会では、東北地方整備局、土木研究所、寒地土木研究所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

設置した側溝ふたは、再生粗骨材を用いないもの、再生粗骨材置換率20%のもの、再生粗骨材置換率100%でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材置換率100%で高炉セメントB種を用いたものの4種類です。

設置箇所は、国道13号(米沢市万世町刈安)国道46号(雫石町橋場)国道45号(八戸市内)の3箇所で、平成28年11月に設置しております。
平成30年3月29日・30日の両日、2シーズン目の状況について北辻会長、金子副会長、事務局で調査致しました。また、高炉セメントによる影響を確認するために平成29年に敷設した、再生粗骨材を用いない高炉セメントコンクリート製ふた板についても併せて調査致しました。

調査結果については取りまとめ中ですが、再生粗骨材に起因すると思われる劣化状況は、いまのところ確認されておりません。(H30-4-3)

平成29年度中間報告会を開催

平成29年12月14日(木)仙台市戦災復興記念館において平成29年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問ならびに北辻会長をはじめ、16社27名の皆様に参加いただきました。

最初に、金子副会長から、再生骨材コンクリートの耐久性試験について、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について、今年度も継続して調査を行うため、3設置箇所の積雪前の状況を確認した結果が報告された。今年度は、高炉セメントによる影響を確認するために製造した暴露試験用のふたを、東北技術事務所の協力を得て、新たに敷設いただいたことも報告された。

続いて、(国研)土木研究所 寒地土木研究所 耐寒材料チームの野々村佳哲氏から、再生粗骨材を用いたコンクリート供試体で塩水湛水の凍結融解による表面剥離抵抗性を、ASTM C672スケーリング試験によって評価した結果が報告され、300サイクルまでの長期耐久性についても、良好なスケーリング抵抗性を示したとのことであった。
今年度、新たに作製した試験体の50サイクルまでの結果について、セメント種が支配的要因で、フライアッシュ<普通<高炉の順でスケーリングが大きくなるのは昨年と同じ傾向であること、1日水中養生の効果は明確でないこと、スケーリング量が昨年に比べ5倍程度に増大しているが原因は不明であること、などの報告が行われた。

最後に、再生骨材コンクリート普及連絡協議会の柴谷会長から、コンクリートリサイクルへの取り組みの経緯に関する講演が行われた。コンクリートのリサイクルを考えなければならないと各機関・団体が基準づくりを始めてから、JIS制定まで約30年かかっていること、近年ようやく再生骨材の使用について認知さて来ていること、その中でJISA5022(再生骨材コンクリートM)の改正作業が行われており、そのポイントについて説明が行われた。国の建築・土木の動きから、地方自治体へも波及しており、東京オリンピックを機にさらに普及させたいとの抱負を述べられた。(H29-12-26)

現道に設置した暴露試験用ふたの積雪前の状況を確認しました

当研究会では、土木研究所及び東北技術事務所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

今年度も継続して劣化について調査を行うため、金子副会長と事務局で写真撮影を行い、積雪前の状況を確認しました。
また、今年度は、高炉セメントによる影響を確認するために製造した暴露試験用のふた板を、東北技術事務所の協力を得て、新たに敷設していただきました。(H29-12-4)

再生コンクリート耐久性確認のための追加実験を行いました

平成28年度に、土木研究所及び東北技術事務所と連携して再生コンクリートの耐久性確認試験を行いました。

スケーリング試験の主な結果は、i以下の通りです。
(1)再生粗骨材置換率20%のものでは、再生粗骨材の影響は認めらない。
(2)再生粗骨材置換率100%で高炉セメントを用いたものが、スケーリング量が最も大きかったが、再生粗骨材による影響か、高炉セメントによる影響かは不明であった。

今回、高炉セメントB種と普通骨材を用いたコンクリートでスケーリング供試体を作製し、高炉セメントによる影響を確認することにしました。
なお、現場暴露試験用ふた板の製造も行いました。また、原コンクリートをプレキャストコンクリート製品とした再生粗骨材Mの置換率100%で、フライアッシュを添加したコンクリートの基本物性を把握する供試体を作製しました。
さらにプレキャストコンクリート製品由来の再生粗骨材Lを置換率20%としたコンクリートの基本物性も把握することとしております。

実験は、9月20日、21日にダイイチ社の工場をお借りして行い、21日には、寒地土木研究所からも立ち会いいただきました。
実験にあたり、希久多工業社、栗本鐵工所社、恵和興業社にご協力いただきました。(H29-9-22)