お知らせ

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プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について

 令和3年6月、国土交通省大臣官房技術調査課から「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について」、以下の事務連絡並びに補足のメール文が各地方整備局技術調整管理官等宛に通知されております。

 

 
プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用について(拡大する)
  プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用 補足(拡大する)

 

 これは、平成28年3月の通知「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」においては、塩害地域や凍結防止剤(塩化ナトリウム)散布地域では塩害や凍害が促進される懸念があるため、プレキャスト製品への適用を見送っておりましたが、土木研究所、東北技術事務所、宮城大学(北辻研究室)で共同研究を行い、塩害地域や凍結防止剤散布環境でも十分な耐久性を有する再生骨材コンクリートの品質および評価方法が整理され、「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用に係わるガイドライン(案)」としてとりまとめられたものです。

 今後、再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の普及拡大に大いに貢献するものと考えられます。なお、このガイドライン(案)は土木研究所ホームページの下記URLからダウンロード可能です。

https://www.pwri.go.jp/team/imarrc/research/tech-info/co543.pdf

令和3年度定時総会を開催いたしました

令和3年7月16日(金)仙台市中小企業活性化センターにおいて、令和3年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員10社11名(ほかに、委任状出席8社)が出席されました。

定時総会では、令和2年度の事業について、北辻会長から、鉄鋼スラグ入り漁礁ブロックの開発研究、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発に関する共同研究、さらに資源循環コンソーシアムと連携したフライアッシュの利活用に関する活動状況が報告されました。
続いて、収支決算書の説明、会計監査報告が行われ、令和2年度事業、決算について承認されました。また、令和3年度の事業計画について、新田幹事から、令和2年度からの継続した活動を中心に事業を実施していく旨、説明が行われ、続いて、収支予算については事務局より、多くの繰越金があることから、今年度に限り、年会費を3万円とする提案があり、事業計画並びに予算案が承認されました。
役員改選では、会計監事は複数が望ましいということで、恵和興業社の宮崎幹事に会計監事になっていただくこととされました。
閉会の挨拶で、遠藤顧問から、コロナ禍においても研究会活動を継続しているので、落ち着いたら、国交省などへの対外的な働きかけを行うよう激励がありました。

定時総会終了後には、第一印象研究所 代表 杉浦永子講師から「アンガーマネジメント&ペップトーク」サブタイトル-感情をマネジメントし職場の生産性を高める技術-と題した講演(研修)を伺いました。アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングとのことです。
今回の講演では、怒りの正体およびそのメカニズムを教えていただき、実際のトレーニング(グループ討議)も実施いただきました。
ペップトークもアメリカのスポーツ界で生まれ、短く、分かりやすく、肯定的に相手をその気にさせる言葉かけだそうです。現在では、スポーツ界に限らず、ビジネス分野、教育分野、家庭でも広く応用されているとのことです。短時間で相手のモチベーションをアップし、成果を生み出すショートスピーチ「ペップトーク」により、職場の生産性を高めていただきたいとのお話でした。コロナ禍でのイライラ解消に、貴重なお話を伺うことができました。最高のペップトークは『ありがとう』とのこと。(R03-7-21)

令和2年度定時総会を開催しました

令和2年7月17日(金)仙台市戦災復興記念館において、令和2年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員9社9名(ほかに、委任状出席7社)が出席されました。

定時総会では、平成31・令和元年度事業、収支決算並びに会計監査報告、令和2年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、コロナ禍の中、感染防止に努めながら、令和2年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。
閉会の挨拶で、遠藤顧問から、研究会も10年の活動を経て、様々な成果が生まれているので、今後、これらの成果を使っていただくために、特に国交省への働きかけを強めるようアドバイスがありました。

総会終了後には、北辻先生並びに金子副会長から、最近のRMPC研究会の活動状況が報告されました。北辻先生からは、海草・海藻が二酸化炭素を吸収する「ブルーカーボン」機能が注目されており、今後、生態系を育むのに適した防波堤の整備などが進められていくとの情報提供がありました。
また、磯焼け対策用漁礁ブロックの開発について、岩手県の海底並びに宮城県の海底に設置したブロックの調査状況が報告され、宮城県では移植したアラメの生長を継続調査し、岩手県では移植したコンブ(1年草)の生長を確認する予定とのことでした。
さらに、北辻先生が代表を務める資源循環コンソーシアム、循環資源活用検討部会のプレキャストコンクリートWG並びにフライアッシュWGと連携して実施しているプレキャストコンクリート製品におけるフライアッシュの利活用についての実験の状況について、研究の背景や室内試験の結果について説明が行われました。

金子副会長からは、共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」について、報告されました。この共同研究は、土木研究所、寒地土木研究所、東北技術事務所、宮城大学が参加して、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリート製品に求められる性能を整理して、使用する再生骨材の品質や配合と耐凍害性を明らかにし、再生骨材コンクリートの有効利用を図ろうとするものです。
これまで、7回の会議が開催され「プレキャストコンクリート製品への再生骨材の有効利用に係わるガイドライン」の作成と東北地方整備局での「再生粗骨材Mを利用したプレキャストコンクリート製品の適用に関する特記仕様」の準備を行っている段階で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、作業が中断しているとの報告がありました。
最後に、北辻先生から、コンクリートに関して、石灰石骨材の溶脱についての話題提供もありました。(R02-7-22)

磯焼け対策ブロックを海中に仮設置

当研究会では、資源循環コンソーシアム 循環資源活用検討部会 スラグWGと連携して、磯焼け対策としての鉄鋼スラグ入り漁礁ブロックの開発研究を行っています。この漁礁ブロックは、本体部に鉄鋼スラグとキレート剤としてのクエン酸を混合したものを充填し、ポーラス部を設けたコンクリートふたを接合したものです。

一昨年に七ヶ浜町海域、昨年には釜石市海域に試験敷設し、経過観察を実施中です。
七ヶ浜町に試験設置したブロックでは、鉄分の上昇、固定した海藻の生長、貝類の付着等、一定の効果が確認されたため、新海域で再度実験を行うこととなりました。

これまで、ダイイチ社にて6基のブロックを製作いただき、令和2年4月25日(土)ブロックの搬入、海藻の固定、漁港内への海中仮設置を行いました。近日中に試験海域への搬送、本設置を行う予定です。
搬入、仮設置にあたり、ダイイチ社、アベゼン社、東栄コンクリート社にご協力いただきました。(R02-4-27)

令和元年度中間報告会を開催

令和2年2月7日(金)仙台市戦災復興記念館において令和元年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問並びに北辻会長をはじめ、17社20名の皆様に参加いただきました。

前半は、最近のRMPC研究会の活動状況について、金子副会長から、共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」について、報告されました。
この共同研究は、土木研究所、寒地土木研究所、東北技術事務所、宮城大学が参加して、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリート製品に求められる性能を整理して、使用する再生骨材の品質や配合と耐凍害性を明らかにし、再生骨材コンクリートの有効利用を図ろうとするものです。これまで、7回の会議が開催され「プレキャストコンクリート製品への再生骨材の有効利用に係わるガイドライン」の作成と東北地方整備局での「再生粗骨材Mを利用したプレキャストコンクリート製品の適用に関する特記仕様」の準備を行っているとの説明が行われました。
また、北辻先生が代表を務める資源循環コンソーシアム、循環資源活用検討部会のプレキャストコンクリートWG並びにフライアッシュWGと連携して実施しているプレキャストコンクリート製品におけるフライアッシュの利用についての実験の状況について報告が行われました。このフライアッシュ混合実験については、研究の背景や室内試験の結果等について北辻会長からも補足説明が行われました。

続いて、北辻会長から、鉄含有量の多い製鋼スラグにクエン酸を加え、ポーラスなふた板で、海藻類の成長に必要な鉄分を制御しながら供給する漁礁ブロックの試作について説明が行われました。昨年、七ヶ浜海域に設置したブロックの周囲の海水の分析結果から鉄分が供給されていること、そして固定した海藻の生長も確認されていること、さらに今年度は岩手県釜石市海域に設置して追跡調査中であることも報告されました。

最後に、COP25で話題となった「ブルーカーボン」に関して、NHKでも紹介された、北海道泊村での取り組みについて、日本製鉄株式会社 スラグセメント事業推進部 市場開拓室 主幹 木曽栄滋氏から「鉄鋼スラグ製品による海の森づくり」と題した特別講演を伺いました。
当研究会でも検討している磯焼け対策ブロックと同じスラグ製品を活用した取り組みが磯焼け対策と同時に地球温暖化対策にもつながるという貴重なご講演を伺うことができました。(R02-02-26)

令和元年度定時総会を開催いたしました

令和元年6月27日(木)仙台市戦災復興記念館において、令和元年度定時総会を開催致しました。総会には、北辻会長、本会会員15社17名(ほかに、委任状出席5社)が出席されました。

定時総会では、平成30年度事業、収支決算並びに会計監査報告、令和元年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、令和元年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。
また、役員改選が行われ、これまでの役員はすべて留任とされ、新しい幹事に恵和興業社 宮崎秀喜氏が推薦され、会社の了承が得られ次第、就任することとされました。

今回は、総会終了後に、金子副会長から、研究会活動報告として、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品の暴露試験の現在の状況について報告されました。この暴露試験は、土木研究所、東北地整、宮城大学が参加して行っている共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」の一環として行われているものです。

続いて、北辻先生から、鉄イオンを供給するスラグ活用漁礁ブロック(磯焼け対策ブロック)について説明が行われました。海水の分析結果から鉄分が供給されていること、そして、固定した海藻の生長も確認されているとの報告がありました。
また、再生紙製造の残渣のペーパースラッジの利活用について、フッ素の不溶化が課題であったが、エトリンガイトがフッ素を固定する可能性があるとの最近の話題が紹介されました。
また、コンクリートに関して、石灰石骨材の溶脱についての話題提供もありました。

総会、講演会終了後には、情報交換会が行われ、遠藤顧問にも参加いただきました。(R01-7-4)

 

平成30年度中間報告会を開催

平成30年12月18日(火)仙台市戦災復興記念館において平成30年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、北辻会長をはじめ、15社21名の皆様に参加いただきました。

最初に、金子副会長から、共同研究「凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発」について、報告された。この共同研究は、土木研究所、寒地土木研究所、東北技術事務所、宮城大学が参加して、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリート製品に求められる性能を整理して、使用する再生骨材の品質や配合と耐凍害性を明らかにし、再生骨材コンクリートの有効利用を図ろうとするものです。
当研究会では、この共同研究の一環として、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結防止剤を散布する箇所に設置し、凍結防止剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。この暴露試験の現在の状況及び今後の追跡調査の予定などについて説明が行われました。

続いて、北辻会長から、鉄含有量の多い製鋼スラグにクエン酸を加え、ポーラスなふた板で、海藻類の成長に必要な鉄分を制御しながら供給する漁礁ブロックの試作について説明が行われた。すでにダイイチ社で試作品が完成し、アベゼン社で海洋(七ヶ浜)への敷設方法を検討中との報告があった。

最後に、前述の漁礁ブロックが磯焼け対策の一助になることが期待されることから、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 東北区水産研究所 宮古庁舎 八谷光介 主任研究員から磯焼けについて、基礎的なお話を伺った。
水産庁の磯焼け対策ガイドラインによると、磯焼けとは、「浅海の岩礁・転石域において、海藻の群落(藻場)が季節的消長や多少の経年変化の範囲を越えて著しく衰退または消失して貧植生状態となる現象」と定義されているとのことで、海藻に関する基礎的事項、藻場の重要な役割について、説明を伺った。
磯焼けの原因を特定し、対策を講ずることは難しいとのことであるが、今回のリサイクル材を活用したコンクリート関連製品が一助となることを期待したい。(H30-12-25)

平成30年度定時総会を開催しました

平成30年6月28日(木)仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台において、平成30年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員19社21名(ほかに、委任状出席3社)が出席されました。

定時総会では、平成29年度事業、収支決算並びに会計監査報告、平成30年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、平成30年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。最後に、遠藤顧問からご挨拶をいただきました。

総会終了後には、国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センターの片平 博氏から、「再生骨材コンクリートの塩分環境下における耐凍害性評価」と題して、現在当研究会でも協力している再生粗骨材Mを用いたコンクリートの耐凍害性の検討の現状及び今後の研究の狙いについてご講演をいただきました。(H30-7-6)

現道暴露試験、2シーズン目の状況を調査しました

当研究会では、東北地方整備局、土木研究所、寒地土木研究所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

設置した側溝ふたは、再生粗骨材を用いないもの、再生粗骨材置換率20%のもの、再生粗骨材置換率100%でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材置換率100%で高炉セメントB種を用いたものの4種類です。

設置箇所は、国道13号(米沢市万世町刈安)国道46号(雫石町橋場)国道45号(八戸市内)の3箇所で、平成28年11月に設置しております。
平成30年3月29日・30日の両日、2シーズン目の状況について北辻会長、金子副会長、事務局で調査致しました。また、高炉セメントによる影響を確認するために平成29年に敷設した、再生粗骨材を用いない高炉セメントコンクリート製ふた板についても併せて調査致しました。

調査結果については取りまとめ中ですが、再生粗骨材に起因すると思われる劣化状況は、いまのところ確認されておりません。(H30-4-3)

平成29年度中間報告会を開催

平成29年12月14日(木)仙台市戦災復興記念館において平成29年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問ならびに北辻会長をはじめ、16社27名の皆様に参加いただきました。

最初に、金子副会長から、再生骨材コンクリートの耐久性試験について、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について、今年度も継続して調査を行うため、3設置箇所の積雪前の状況を確認した結果が報告された。今年度は、高炉セメントによる影響を確認するために製造した暴露試験用のふたを、東北技術事務所の協力を得て、新たに敷設いただいたことも報告された。

続いて、(国研)土木研究所 寒地土木研究所 耐寒材料チームの野々村佳哲氏から、再生粗骨材を用いたコンクリート供試体で塩水湛水の凍結融解による表面剥離抵抗性を、ASTM C672スケーリング試験によって評価した結果が報告され、300サイクルまでの長期耐久性についても、良好なスケーリング抵抗性を示したとのことであった。
今年度、新たに作製した試験体の50サイクルまでの結果について、セメント種が支配的要因で、フライアッシュ<普通<高炉の順でスケーリングが大きくなるのは昨年と同じ傾向であること、1日水中養生の効果は明確でないこと、スケーリング量が昨年に比べ5倍程度に増大しているが原因は不明であること、などの報告が行われた。

最後に、再生骨材コンクリート普及連絡協議会の柴谷会長から、コンクリートリサイクルへの取り組みの経緯に関する講演が行われた。コンクリートのリサイクルを考えなければならないと各機関・団体が基準づくりを始めてから、JIS制定まで約30年かかっていること、近年ようやく再生骨材の使用について認知さて来ていること、その中でJISA5022(再生骨材コンクリートM)の改正作業が行われており、そのポイントについて説明が行われた。国の建築・土木の動きから、地方自治体へも波及しており、東京オリンピックを機にさらに普及させたいとの抱負を述べられた。(H29-12-26)

現道に設置した暴露試験用ふたの積雪前の状況を確認しました

当研究会では、土木研究所及び東北技術事務所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

今年度も継続して劣化について調査を行うため、金子副会長と事務局で写真撮影を行い、積雪前の状況を確認しました。
また、今年度は、高炉セメントによる影響を確認するために製造した暴露試験用のふた板を、東北技術事務所の協力を得て、新たに敷設していただきました。(H29-12-4)

再生コンクリート耐久性確認のための追加実験を行いました

平成28年度に、土木研究所及び東北技術事務所と連携して再生コンクリートの耐久性確認試験を行いました。

スケーリング試験の主な結果は、i以下の通りです。
(1)再生粗骨材置換率20%のものでは、再生粗骨材の影響は認めらない。
(2)再生粗骨材置換率100%で高炉セメントを用いたものが、スケーリング量が最も大きかったが、再生粗骨材による影響か、高炉セメントによる影響かは不明であった。

今回、高炉セメントB種と普通骨材を用いたコンクリートでスケーリング供試体を作製し、高炉セメントによる影響を確認することにしました。
なお、現場暴露試験用ふた板の製造も行いました。また、原コンクリートをプレキャストコンクリート製品とした再生粗骨材Mの置換率100%で、フライアッシュを添加したコンクリートの基本物性を把握する供試体を作製しました。
さらにプレキャストコンクリート製品由来の再生粗骨材Lを置換率20%としたコンクリートの基本物性も把握することとしております。

実験は、9月20日、21日にダイイチ社の工場をお借りして行い、21日には、寒地土木研究所からも立ち会いいただきました。
実験にあたり、希久多工業社、栗本鐵工所社、恵和興業社にご協力いただきました。(H29-9-22)

平成29年度定時総会を開催しました

平成29年6月7日(水)仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台において、平成29年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻代表幹事、本会会員18社21名(ほかに、委任状出席5社)が出席されました。

定時総会では、会則の変更について審議が行われ、総会に付議すべき事項を明確にした改正案が承認されました。
続いて、平成28年度事業並びに収支決算、平成29年度事業計画・収支予算案が承認され、平成29年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。
最後に、任期満了に伴う役員改選が行われ、退会された前田道路社並びに吉田セメント工業社に代わり、東北ヤマックス社 山本常務が幹事に、共和コンクリート工業社 前川部長が監事にそれぞれ選任されました。

総会終了後には、前宮城大学副学長 井上正康先生の「健康長寿の処方箋-さらば生活習慣病-」と題した大変ユニークなご講演を伺いました。(H29-6-15)

再生骨材コンクリート、現道暴露試験状況の調査を実施しました

当研究会では、東北地方整備局、土木研究所、寒地土木研究所と連携して、再生粗骨材を材料としたコンクリート製品を凍結抑制剤を散布する箇所に設置し、凍結抑制剤散布の影響によるコンクリート製品の劣化について評価を行うため、現道へコンクリートふたを設置し、暴露試験を行っています。

設置した側溝ふたは、再生粗骨材を用いないもの、再生粗骨材置換率20%のもの、再生粗骨材置換率100%でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材置換率100%で高炉セメントB種を用いたものの4種類です。

設置箇所は、国道13号(米沢市万世町刈安)国道46号(雫石町橋場)国道45号(八戸市内)の3箇所で、今冬積雪前の11月末に設置しております。
平成29年3月21日・22日の両日、3箇所の状況を北辻代表幹事、金子代表幹事補佐、事務局で調査致しました。
調査結果については取りまとめ中ですが、再生粗骨材に起因する凍害劣化は確認されておりません。
なお、八戸地区の調査では、中栄社野添氏にご協力いただきました。(H29-3-30)

平成28年度中間報告会を開催

平成28年12月20日(火)仙台市戦災復興記念館において平成28年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問ならびに北辻代表幹事をはじめ、16社17名の皆様に参加いただきました。

最初に、金子代表幹事補佐から、再生骨材コンクリートの耐久性試験について、国土交通省から出された「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」の説明、この品質基準に関してダイイチ社での耐久性試験供試体の作成状況、そして、暴露試験用ふたの設置状況についての報告が行われた。

続いて、(国研)土木研究所 寒地土木研究所 耐寒材料チームの清野昌貴氏から、再生粗骨材を用いたコンクリート供試体で塩水湛水の凍結融解による表面剥離抵抗性を、ASTM C672スケーリング試験によって評価した結果が報告され、50サイクルまでの結果では、再生粗骨材のみを使用したコンクリートで高炉B種セメントを用いると表面剥離が若干大きい傾向にあること、引き続き継続して調査を行い、長期耐久性についても評価を行うとのことであった。

後半の特別講演では、科学研究費の応募で北辻先生が総括を務める「リサイクル材料を用いた漁礁築造技術の開発」の研究協力者である、東京大学名誉教授 放送大学教授の吉村先生並びに龍谷大学客員教授 JFEスチール(株)社友の林先生からご講演をいただきました。
吉村先生からは、「鉄と生物」と題して、生物の進化における鉄とのかかわり、生物へ取り込まれるための鉄の形態について、詳細な説明が行われました。
また、林先生からは「鉄イオンを含むリサイクル材を活用した漁礁ブロックの開発」と題して、製鋼スラグを用いた海域環境修復技術の開発実績並びに今回の科学研究費応募テーマの研究開発体制や開発課題に関する説明が行われました。お二人の特別講演は機能性材料に関するもので大変興味深いお話を伺うことができました。

再生コンクリートの耐久性を確認するための供試体を作製しました

平成28年3月、国土交通省から「コンクリート副産物の再生利用に関する品質基準」が公表されました。

この品質基準で、再生粗骨材を用いたプレキャスト鉄筋コンクリート製品は、凍結防止剤を散布する地域は適用外とされており、東北地方では事実上使用できないことになっています。そこで、北辻代表幹事および金子代表幹事補佐が東北地方整備局ならびに土木研究所に働きかけ、耐久性を確認する試験を行うこととなりました。

平成28年9月14日、ダイイチ社善徳工場において、東北地方整備局東北技術事務所ならびに土木研究所からも立ち会いいただき、供試体を作製しました。作製した供試体は、円柱供試体(圧縮強度試験用、塩分浸透試験用)角柱供試体(塩水凍結融解試験用)平板試験体30×30×10cm(塩水凍結融解スケーリング試験用)です。

また、配合は比較用普通コンクリート、再生粗骨材20%置換のもの、再生粗骨材100%置換でフライアッシュを添加したもの、再生粗骨材100%置換で高炉セメントB種を用いたもの、および、それぞれ2種類の再生粗骨材を用いた7配合です。また、塩分浸透試験と塩水凍結融解試験は土木研究所(筑波)で、塩水凍結融解スケーリング試験は寒地土木研究所にて行う予定になっております。
供試体作製にあたり、希久多工業社、栗本鐵工所社、東栄コンクリート工業社、岩手ハネダコンクリート社にご協力をいただきました。

平成28年度定時総会を開催

平成28年5月31日(火)仙台市男女共同参画推進センター エル・ソーラ仙台において、平成28年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻代表幹事、本会会員17社21名(ほかに、委任状出席5社)が出席されました。

定時総会では、平成27年度事業並びに収支決算、平成28年度事業計画・収支予算等、すべての報告事項が承認され、平成28年度事業計画に基づき研究会事業が行われることとなりました。
また、総会終了後、国立研究開発法人 土木研究所 総括主任研究員 片平 博氏から、「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」に関する講演が行われました。この品質基準の中で、再生骨材Mを用いたコンクリート、再生骨材Lを用いたコンクリート、再生骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の標準的な使用範囲が示され、普及への一歩となっています。

なお、凍結防止剤散布箇所への適用については、当研究会の検討課題とされました。最後に遠藤顧問から、韓国防災学会の報告も行われました。(H28-6-17)

2016 NEW環境展に出展

平成28年5月24日から27日までの4日間、東京ビッグサイトにて、2016 NEW環境展が開催され、当研究会が出展いたしました。

再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品のパネル、再生粗骨材M及びスラグ類のサンプルを展示いたしました。今後、増大する解体コンクリートの利活用に対する関心の高さを実感することができました。

出展立会いにご協力をいただいた、吉田セメント工業社、東京セメント工業社、丸栄コンクリート工業社、アベゼン社、東栄コンクリート工業社、東北ヤマックス社、共和コンクリート工業社、栗本鐵工所社、前田製管社、カイエー共和コンクリート社、昭和コンクリート工業社、前田道路社の皆様に感謝申し上げます。(H28-6-17)

マルマール実機破砕試験見学会を実施

平成28年3月4日(金)、株式会社栗本鐡工所社 住吉工場においてマルマール実機破砕試験見学会を実施致しました。
年度末ということもあり、研究会からは、北辻先生、吉田セメント社 吉田社長、アベゼン社 大坂室長、事務局の4名の参加となりました。
再生40ミリクラッシャーランから、25ミリ上と5ミリ下を除いたものをマルマールに投入し、20-5の再生粗骨材Mを試験的に破砕製造しました。お忙しい中、栗本鐵工所社 野村部長はじめご担当の皆様には大変お世話になりありがとうございました。

平成27年度中間報告会を開催

平成27年12月18日(金)東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)において平成27年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、遠藤顧問ならびに北辻代表幹事をはじめ、17社20名の皆様に参加いただきました。

最初に、株式会社栗本鐵工所 野村事業部長から、再生粗骨材Mを比較的容易に製造できる、磨砕機マルマールをご紹介いただきました。続いて、金子副代表幹事から、再生粗骨材Mを利用したプレキャストコンクリート製品の再生粗骨材の混入率について、アルカリ総量との関係を中心に説明いただきました。
また、北辻先生からは、東北地方における再生コンクリートの活用状況についてと題して、これまで学会等で紹介した事例について、報告が行なわれました。

後半は、顧問をお引き受けいただいている、東北学院大学 遠藤先生から、昨年度末の台湾視察研修のご報告と最近の韓国事情についてご講演をいただきました。

再生粗骨材Mを100%使用した実機混練試験を行いました

平成27年11月19日(木)南相馬市のダイイチ社において、再生粗骨材Mを100%使用したコンクリート(フライアッシュ、プレフォーム型AE剤も使用)の実機による混練試験を行いました。

フレッシュコンクリートの性状は良好でした。作製した供試体で強度、凍結融解抵抗性等を確認後、排水フリューム400×400を製造し、福島県に試験納入の予定になっております。

第5回コンクリート技術大会(盛岡)が開催されました

平成27年10月27日(火)・10月28日(水)の2日間、岩手県盛岡市のアイーナ(岩手県民情報交流センター)にて、第5回コンクリート技術大会が開催されました。

RMPC研究会では、パネル展示を行い、再生粗骨材Mなどのリサイクル材料のパネル並びにサンプル展示を行い、また、ICタグの書き込み、読み取りのデモも行いました。
28日には、北辻代表幹事が「多種類のリサイクル材を用いたプレキャストコンクリート製品の品質」と題して、技術発表を行いました。
2日間にわたり、震災復興に貢献するのみではなく、資源循環社会構築にも貢献するプレキャストコンクリート製品をPRすることができました。(H27-11-2)

建設リサイクル技術発表会・技術展示会にて最優秀賞を受賞

平成27年6月3日、4日、夢メッセみやぎにて、建設リサイクル技術発表会・技術展示会が「EE東北’15」と同時に開催され、当研究会が出展いたしました。

建設リサイクル技術発表会では、北辻代表幹事が「再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品」と題して、技術発表を行いました。
また、展示ブースでは、震災コンクリート廃棄物から製造した再生粗骨材M並びに再生粗骨材を用いたコンクリート製品、リサイクル材を用いた放射線遮蔽ボックスカルバート(RMPC BOX)、ブラウン管ガラスカレット、ごみ溶融スラグなどのパネル展示、材料展示を行いました。
技術発表並びに技術展示の総合部門で最優秀賞を受賞いたしました。(H27-6-22)

北辻代表幹事による技術展示の説明

北辻代表幹事による技術発表

表彰式(東栄社 新田幹事)

出展ブース

平成27年度定時総会開催

平成27年6月3日(水)仙台市ホテルガーデンパレス仙台において、平成27年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻代表幹事、本会会員17社19名(ほかに、委任状出席6社)が出席されました。

定時総会では、平成26年度事業並びに収支決算、平成27年度事業計画・収支予算等、すべての報告事項が承認されました。
なお、役員改選では、新たに(株)栗本鐵工所の山本幸樹氏に幹事に加わっていただくこととなりました。

また、同日開催された建設リサイクル技術発表会・技術展示会において、最優秀賞(総合部門)を受賞したことが披露されました。(H27-6-22)

平成26年度中間報告会を開催

平成26年12月4日(木)東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)において平成26年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、北辻代表幹事をはじめ、21社25名の皆様に参加いただきました。

最初に、住友大阪セメント社セメント・コンクリート研究所の上原伸郎氏から、ICタグのシステムについて説明いただきました。
最近のRMPC研究会の取り組み状況については、北辻先生から、阪神地区における再生骨材の利活用、福島県リサイクル認定製品への再生骨材の適用、そして東京オリンピック・パラリンピックにおける再生骨材の活用について、報告・紹介が行なわれました。

会員各社からの活動報告では、アベゼン社の大坂経営企画課長から、汚染廃棄物保管容器販売促進状況について、販売代理店設置状況、引き合い状況、今後の活動について報告が行なわれ、活発な意見交換が行なわれました。
また、情報交換会には、顧問の東北学院大学遠藤孝夫先生にも参加いただきました。

再生骨材Mを用いたコンクリートの実験を実施

平成26年11月28日(金)南相馬市のダイイチ社において、再生粗骨材M、銅スラグ細骨材、フライアッシュ、ならびにプレフォーム型AE剤を用いたコンクリートの実機による混練り試験と落ちふた式U形側溝の製造試験を行ないました。
フレッシュコンクリートの性状ならびに脱型時の製品の外観は良好でした。

平成26年10月24日、幹事会を開催しました

10月24日(金)宮城大学サテライトキャンパス内会議室において、第21回幹事会を開催しました。事務局移転に伴い、会則第4条を「本会の事務所は、宮城県仙台市に置く。」と変更しました。

続いて、本年度の中間報告会を平成26年12月4日(木)14時から東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)602中会議室にて開催することと致しました。

なお、プログラムは北辻代表幹事に検討いただいております。
また、ICタグの使用説明も中間報告会の中で行うこととされました。

事務局を移転いたしました

このたび、事務局を下記のとおり移転いたしましたので、どうぞよろしくお願い致します。


〒980-0011 仙台市青葉区上杉3-9-4 マエタビル 3F
TEL・FAX 022-267-1551

RMPC総会のお知らせ(H26.6.3)

平成26年度 総会のご案内

拝啓 新緑の候、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃は、当研究会の活動につきまして格別のご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、平成26年度総会を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。総会終了後、別会場にて情報交換会を行いますので、是非ともご出席くださいますようお願いいたします。
出欠につきましては、出欠票をFAXまたはE-mailで 5月23日(金)まで返信ください。


1.日時 平成26年6月3日(火) 17:00 ~ 18:00

2.場所 エル・パーク仙台/セミナーホール1
      仙台市青葉区一番町四丁目11番1号
      TEL:022-263-6931
       http://www.sendai-l.jp/whats/

3.議案
(第1号議案) 平成25年度事業報告の件
(第2号議案) 平成25年度収支決算書類承認の件
(第3号議案) 平成26年度事業計画(案)決定の件
(第4号議案) 平成26年度収支予算(案)決定の件
      その他

4.情報交換会
(1)日時 平成26年6月3日(火) 18:30 ~ 20:00
(2)場所 後日ご案内いたします。
(3)会費 1社1名のみ無料、2名以上のご参加の場合1名につき、会費5,000円を頂きます。

放射線遮蔽コンクリート容器(RMPC-BOX)の展示発表会のご案内

 当RMPC研究会では、この度放射線遮蔽コンクリート容器(RMPC-BOX)の製品展示発表会を開催し、広く皆様に見学して頂くことを計画致しました。
 RMPC-BOXは、放射性汚染物質を長期間保管する目的で開発した、プレキャストコンクリート製容器です。RMPC-BOXは、密度が大きなブラウン管廃ガラスカレットや銅スラグ、フェロニッケルスラグをコンクリート材料としてリサイクル利用したコンクリートを用いていることが大きな特長です。リサイクル材料を有効に活用して地球温暖化ガスの発生を抑制する環境保全型の製品です。もちろん普通コンクリートの製品も提供可能です。また、収納物質のトレーサビリテイに有効な最先端ICタグの埋め込み、防水性能を向上させた内面樹脂防水塗装ライニング、容器への汚染物質の付着を防止し更に水密性を向上させる内面大型保護シート、コンクリート自体のひび割れ防止対策等々の新技術を備えています。
 つきましては、下記の通り商品発表会を開催いたしますので、ご多忙中誠に恐縮ではございますが、是非ご参集賜りますようご案内申し上げます。

◇日時:平成26年4月22日(火) 13:30開始~15:00頃終了予定
◇場所:「ビッグパレットふくしま」(福島県郡山市南二丁目52番地) TEL024-947-8010
 ■商品発表会会場は、1FコンベンションホールB(受付)
 ■製品展示は、多目的展示ホールB 詳しくは、別紙会場案内書をご覧下さい。
◇展示発表会の概要
 (1)RMPC-BOXの紹介
 (2)コンクリート技術と遮蔽性能について
 (3)コンクリートに利用するリサイクル材料
(Type-Gr:ブラウン管廃ガラスカレット、Type-Cu:銅スラグ、Type-Fe:フェロニッケルスラグ、Type-N:普通コンクリート)
 (4)トレーサビリテイのためのICタグ技術
 (5)防水内面樹脂塗装ライニング、内面大型保護シート、コンクリートのひび割れ防止技術等
 (6)RMPC-BOXの規格と価格体系
 (7)その他

※会場の都合上、事前にお申込み頂ける場合は、下記の参加申込み書をRMPC研究会事務局までお送り下さるようお願い致します。
 ⇒RMPC-BOX発表会ご案内・参加申込書.docダウンロード

◇申込み:RMPC研究会事務局 宛(宮城大学 食産業学部 北辻研究室)
 TEL:022-245-1426  FAX:022-245-1534
 E-Mail:kitatsuj★myu.ac.jp(★を@に変えてして送信して下さい)

「放射能除染及び保管容器に関するセミナー」開催

セミナーは終了いたしました

日時:2012年7月17日(火) 13:00~15:00
会場:宮城大学 食産業学部 太白キャンパス 多目的ホール(仙台市太白区旗立2丁目2-1)

講演「除染における天然鉱物の役割」(仮) 
    (独)物質・材料研究機構 山田裕久

   「鉛ガラスの放射能遮蔽能」
    (社)未踏科学技術協会エコマテリアルフォーラム会長
    (独)物質・材料研究機構 原田幸明

   「廃ブラウン管鉛ガラスカレットを用いたPCa製品の試作」(仮)
    宮城大学食産業学部・教授 北辻政文
      (試作品を展示しておりますので是非、ご覧ください。)

主催:(社)未踏科学技術協会 エコマテリアルフォーラム、
    宮城大学地域連携センター・RMPC研究会 主催

※詳細はこちらをご覧ください。 ⇒セミナーご案内(PDF)ダウンロード
申込み:申込用紙をご記入いただき、メールかFAXにてお申込みください。
     ⇒申込用紙ダウンロード(Word)

申込・問合せ先
〒982-0215 宮城県仙台市太白区旗立2-2-1
宮城大学食産業学部地域連携センター分室(太白)RMPC研究会事務局
担当:伊藤・三浦  TEL:022-245-1263/FAX:022-245-1263
E-mail:f-renke2★myu.ac.jp(★を@に変えてして送信して下さい)

宮城大学地域連携センター・RMPC研究会「放射能に関する勉強会」ご案内

勉強会は終了いたしました


◆日時 2012年3月28日(水) 13:00~17:00(12:30より受付開始)
◆会場 宮城大学 食産業学部 太白キャンパス 多目的ホール
      (仙台市太白区旗立2丁目2番1号 TEL:022-245-1263)
       http://www.myu-syoku.jp/facility/access.html


◆プログラム

13:00~13:05  開会の挨拶(代表幹事 北辻政文)

13:05~14:05  講演「放射能に関する基礎知識」(仮)
             岩手大学農学部 教授 颯田尚哉

14:05~15:05  講演「土壌、植物系での放射性物質の動態について」(仮)
             宮城大学食産業学部ファームビジネス学科 教授 木村和彦

15:05~15:20  休憩

15:20~16:00  講演「高濃度汚染物質の処理技術」(仮)
             西武建設株式会社 環境エンジニアリング室長 成島誠一

16:00~16:55  講演「RMPC研究会の取り組み」(仮)
             宮城大学食産業学部環境システム学科 教授 北辻政文
             昭和コンクリート工業株式会社
             東京セメント工業株式会社

16:55~17:00  閉会の挨拶(代表幹事補佐 夛田正明)


申込は3月23日(金)までとなります。

 申込用紙はこちら⇒申込用紙(Word)ダウンロード

◆チラシはこちらをご覧ください。

 ⇒チラシ(PDF)ダウンロード

シンポジウム~リサイクル材の利用・普及を推進するためには~開催

シンポジウムは終了しました


日時:平成23年3月10日(木)13:30~17:00
会場:エルパーク仙台・ギャラリーホール(仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル・6階)
   http://www.sendai-l.jp/shisetsu/heya.html

 

1.開会挨拶 13:30~13:40
  宮城大学 教授  北辻政文
2.講演
(1)建設業における廃棄物の発生とリサイクルの現状 13:40~14:10
   国土交通省 東北地方整備局 技術管理課長  加藤信行

(2)再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の利用に関する実証研究 14:10~14:45
  宮城大学 教授  北辻政文

 -休憩 (15分) ー

3.パネルディスカッション
  「リサイクル材の利用・普及を推進するためには」 15:00~16:40
   コーディネーター 前弘前大学 教授 万木正弘
   パネリスト        東北農政局土地改良技術事務所 所長 稲田幸三
              宮城県農林水産部農村振興課 技術補佐 小松 力
              (独)土木研究所 主任研究員 片平 博
              RMPC研究会 新田裕之

4.閉会挨拶 16:40~16:45
  RMPC研究会  夛田正明


お申込みされる方は、以下の申込書記入欄をご記入の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。
 ⇒ご案内・申込書(PDF)ダウンロード

 申込み締め切り 3月4日(金)

①氏名(ふりがな) ②所属企業・団体名 ③部署・役職名 ④ご住所 ⑤電話・FAX ⑥E-mail
                                         
【お問合わせ先】
〒982-0215 仙台市太白区旗立二丁目2-1
宮城大学 食産業学部 地域連携センター分室 
RMPC研究会事務局 担当:平野、伊藤、齋藤
TEL&FAX 022-245-1263
E-mail: f-renke★myu.ac.jp(★を@に変えてして送信して下さい)

グリーン購入法特定調達品の提案に関するヒアリングを受けました

公共工事分に関しては、国土交通省が審査を担当します。
9月24日(金)に土木研究所、国総研など8名によるコンクリート製品工場(東栄コンクリート工業)および再生粗骨材Mの製造工場(前田道路仙台合材工場)の視察とヒアリングが行われました。
コストおよびCO2排出量が普通製品に比べ、小さいことをアピールしました。