お知らせ

お知らせ

令和6年度中間報告会を開催しました

令和7年2月27日(木)中小企業活性化センターにおいて令和6年度RMPC研究会中間報告会を開催いたしました。報告会には、会員社、10社13名の皆様並びに北辻会長、特別講演講師の宮城大学 事業構想学群 小沢晴司教授および事務局が参加しました。前半は、最近のRMPC研究会の活動状況について、北辻先生から、ご報告をいただいた。

いま、コンクリート産業の課題として、持続可能な製造プロセスへの転換が求められている。1つは、天然資源依存を低減するコンクリートの資源循環。2つ目はコンクリート塊を再資源化するコンクリートの製造。3つ目が環境負荷を低減するコンクリート製品の提供である。当研究会で、これまで取り組んできた再生骨材が、いま注目されており、今後も一つの大きなテーマと考えている。再生粗骨材Mを用いた即脱コンクリート製品が、西日本で検討されているとの情報提供もありました。

また、酒田港 北港船だまりにおけるブルーインフラ実験に選定された、藻場再生ブロックのモニタリング状況について、報告がありました。海底が砂地になっており、実験場としてはあまり適しておらず、砂がブロックを覆ってしまうことも認められたが、もう1年、追跡調査を実施したいとの説明が行われました。

 

後半は、宮城大学 事業構想学群 教授 小沢晴司氏から「地図に残してはならない仕事~低放射線廃棄物中間処理施設の行方~」と題して、福島環境再生の現状についてのご講演をいただきました。 小沢先生は、元環境省福島環境再生本部長であり、 東日本大震災後の福島県において環境行政に携わっておられました。

本題に入る前に、宮城大学 大和・太白キャンパス・坪沼農場の森林が、東北の大学としては初めて環境省の「自然共生サイト」に認定されたことが紹介されました。なお、小沢先生が認定作業の中心となられたとのことです。

小沢先生からは、福島第一原子力発電所の事故による環境汚染の発生メカニズム、除染とは何か、除染による被ばく線量低下方法などの基本的な事項の説明、さらに、除染作業の実際例なども紹介されました。また、仮置き場とは、中間貯蔵施設とは、といった、わかっているようで、よく理解していなかったことについても説明いただきました。現在、除染で生じた除去土壌等の30年以内に福島県外での最終処分に向けての取り組みが行われており、私たちも注視していかなければならないと実感させられました。

(R07-03-25)

令和6年度定時総会を開催いたしました

令和6年7月19日(金)仙台市戦災復興記念館 4階 研修室において、令和6年度定時総会を開催致しました。総会には、北辻会長、本会会員12社13名(ほかに、委任状出席2社)が出席されました。
定時総会では、令和5年度事業報告、収支決算並びに会計監査報告、令和6年度事業計画・収支予算案が原案通り承認され、令和6年度事業計画に基づき、研究会事業が行われることとなりました。
また、令和6年3月31日で辞任された前川監事の後任として、共和コンクリート工業社 大川文俊氏が選任されました。

総会終了後には、最近のRMPC研究会の活動状況「カーボンニュートラルへの取組」と題して、北辻先生のご講演を伺いました。最初に、鉄イオンを供給するスラグ活用藻場再生ブロックの開発状況について、さらに、酒田港 北港船だまりにおけるブルーインフラ実証実験の概要について説明が行われました。
続いて、これまで藻場再生ブロックの基材としてコンクリートを考えてきたが、二酸化炭素の排出量が多く、今後、低炭素藻場ブロックの開発が必要と思われ、高炉スラグ微粉末を高置換したスラグリートや多種紛体を活用した低炭素コンクリート、ジオポリマーコンクリートなどの調査研究を進めるとの説明も加えられました。
最後に、コンクリート自体の二酸化炭素の吸収固定によるホワイトカーボンが注目されており、当研究会でこれまで取り組んできた再生骨材の活用についても、あらためて取り組んでいきたいとのお話も伺いました。

なお、総会、講演会終了後には、情報交換会も実施いたしました。(R06-7-26)

プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について

 令和3年6月、国土交通省大臣官房技術調査課から「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について」、以下の事務連絡並びに補足のメール文が各地方整備局技術調整管理官等宛に通知されております。

 

 
プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用について(拡大する)
  プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用 補足(拡大する)

 

 これは、平成28年3月の通知「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」においては、塩害地域や凍結防止剤(塩化ナトリウム)散布地域では塩害や凍害が促進される懸念があるため、プレキャスト製品への適用を見送っておりましたが、土木研究所、東北技術事務所、宮城大学(北辻研究室)で共同研究を行い、塩害地域や凍結防止剤散布環境でも十分な耐久性を有する再生骨材コンクリートの品質および評価方法が整理され、「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用に係わるガイドライン(案)」としてとりまとめられたものです。

 今後、再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の普及拡大に大いに貢献するものと考えられます。なお、このガイドライン(案)は土木研究所ホームページの下記URLからダウンロード可能です。

https://www.pwri.go.jp/team/imarrc/research/tech-info/co543.pdf

令和3年度定時総会を開催いたしました

令和3年7月16日(金)仙台市中小企業活性化センターにおいて、令和3年度定時総会を開催致しました。総会には、遠藤顧問、北辻会長、本会会員10社11名(ほかに、委任状出席8社)が出席されました。

定時総会では、令和2年度の事業について、北辻会長から、鉄鋼スラグ入り漁礁ブロックの開発研究、凍結防止剤散布地域における再生骨材コンクリートの有効利用技術の開発に関する共同研究、さらに資源循環コンソーシアムと連携したフライアッシュの利活用に関する活動状況が報告されました。
続いて、収支決算書の説明、会計監査報告が行われ、令和2年度事業、決算について承認されました。また、令和3年度の事業計画について、新田幹事から、令和2年度からの継続した活動を中心に事業を実施していく旨、説明が行われ、続いて、収支予算については事務局より、多くの繰越金があることから、今年度に限り、年会費を3万円とする提案があり、事業計画並びに予算案が承認されました。
役員改選では、会計監事は複数が望ましいということで、恵和興業社の宮崎幹事に会計監事になっていただくこととされました。
閉会の挨拶で、遠藤顧問から、コロナ禍においても研究会活動を継続しているので、落ち着いたら、国交省などへの対外的な働きかけを行うよう激励がありました。

定時総会終了後には、第一印象研究所 代表 杉浦永子講師から「アンガーマネジメント&ペップトーク」サブタイトル-感情をマネジメントし職場の生産性を高める技術-と題した講演(研修)を伺いました。アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングとのことです。
今回の講演では、怒りの正体およびそのメカニズムを教えていただき、実際のトレーニング(グループ討議)も実施いただきました。
ペップトークもアメリカのスポーツ界で生まれ、短く、分かりやすく、肯定的に相手をその気にさせる言葉かけだそうです。現在では、スポーツ界に限らず、ビジネス分野、教育分野、家庭でも広く応用されているとのことです。短時間で相手のモチベーションをアップし、成果を生み出すショートスピーチ「ペップトーク」により、職場の生産性を高めていただきたいとのお話でした。コロナ禍でのイライラ解消に、貴重なお話を伺うことができました。最高のペップトークは『ありがとう』とのこと。(R03-7-21)